サステナビリティの取り組み

京橋千疋屋は1881年の創業以来、お客様あっての商いであることを日々感謝し、お客様と生産者様の信用を考えつつ、果物産業の発展に努めて参りました。
近年、気候変動に伴う地球温暖化や大気汚染、森林破壊、廃棄物の増加などの環境問題が世界的に深刻化しています。
当社は、地球環境の保護と持続可能な社会の実現に向けて、積極的にサステナビリティ(持続可能性)の取り組みを推進しております。
温室効果ガスの排出削減、資源の効率的な利用、廃棄物の削減を目指し、再生可能エネルギーの導入やエネルギー効率の向上を通じて、環境への影響を最小限に抑える努力を続けて参ります。

プラスチック製品の削減

プラスチック製品の生産には主に石油が使用され大量のエネルギーが必要なため、環境にも大きな負荷が掛かっております。
また、使用後に廃棄されると自然分解が難しく、海洋生物や生態系に深刻な影響を与えることがあります。
京橋千疋屋ではプラスチック製品の取り扱いの見直しを行い、環境負荷を大幅に軽減することを目指しております。

プラスチック製スプーン・フォークを
天然素材へ切替

店舗でケーキ等を購入された際に提供していたプラスチック製のスプーン・フォークについて規格を見直しました。天然素材を使用したスプーン・フォーク兼用の「木製スポーク」に変更し、FSC認証の紙袋で1本ずつ個包装しております。
また、有料化することによりお客様にも資源ゴミの削減をご協力いただいています。

<FSC認証とは>
環境、社会、経済の便益に適い、きちんと管理された森林から生産された林産物や、その他のリスクの低い林産物を使用した製品を目に見える形で消費者に届ける仕組みです。

プラスチック製ストローを
紙ストローへ切替

フルーツパーラーでドリンクをご注文いただいたお客様に提供しているストローをプラスチック製から紙ストローへ切替ました。
プラスチック製ストローは、使用後に廃棄されると自然分解が難しく、海洋生物や生態系に深刻な影響を与えることがあります。これに対し、紙ストローは自然に分解されるため、環境負荷を大幅に軽減します。

テイクアウトサンドイッチケースの
フタ以外を紙製に切替

プラスチック製のテイクアウトサンドイッチケースにつきまして、フタ以外を紙製に切り替えました。

廃棄物の有効活用とリサイクル

当社では、天然資源の保護のため、廃棄物の有効活用やリサイクル活動に取り組んでおります。
新たな原材料の採掘や伐採を減らすことができ、自然環境の保護の他に雇用創出や地域経済の活性化にも寄与します。

使用済み紙パックを再生して
タオルを製造

ゴミとして処分されていたフルーツパーラーで消費される紙パックをリサイクル、紙糸にして綿と編み込みハンカチタオルとして生まれ変わったものを商品化しました。
分別回収のひと手間を加えることで、資源循環を願うスタッフ一人ひとりの思いを形にしております。

メニュー表の一部に環境に
優しいバナナペーパーを使用

フルーツパーラーのメニュー表の一部にバナナペーパーを使用しております。
バナナペーパーは、バナナの木の茎などの廃棄物を原料として作られる環境に優しい紙です。
バナナの木は成長が早く、切った茎は1年以内に再生するため持続性が高い資源です。
また、バナナペーパーの生産はバナナ栽培地域の経済を支援し雇用を創出します。
特に発展途上国では重要な収入源となっています。

日本赤十字社への寄付

日本赤十字社は自然災害や人道的危機時に迅速に救援活動を行います。これにより被災者の命を守り地域社会の安定に寄与しております。
活動の中では環境に配慮した方法を採用することを重視し、長期的な環境の持続可能性に寄与しております。
当社では、京橋本店、表参道原宿店のレジ横に募金箱を設置。
また、災害発生時に被災地で活動する医療救護班や保健師など支援者向けに救援物資を不定期で提供させていただいております。