甘柿の中でも最高とも言われているその甘さと果汁とともにとろけるような食感をお楽しみください。

鳥取県東部のいなば地方でのみ栽培される非常に珍しい甘柿です。
1780年頃、鳥取県八頭郡八頭町の「花」と呼ばれる村の農民が、現在の奈良県から「御所柿」の枝を持ち帰り、渋柿に接木したのが「花御所柿」の発祥といわれています。

果肉はとても緻密で果汁が多く、口当たりはとろけるようになめらか。糖度は17～20度ととても甘い品種です。
ただし、渋味が抜けるのが遅く、11月下旬の霜がおりる頃、葉が落ちはじめ、実が赤く色づいた頃に完熟し、ようやく渋が抜けて甘くなります。

甘柿ですが、硬いうちは渋みが残っている場合がありますので、熟れて少し柔らかくなってからが食べ頃です。
※皮に黒い斑点がみられることもありますが、もともと斑点の出来やすい柿ですのでご安心ください。